基本料理は苦手ですが、料理は子供と楽しむようにしています。
長女は甘えん坊。
私が料理をし始めると「抱っこ!抱っこ!」とせがんできます。
抱っこせずに機嫌を取り戻す方法として取り入れたのが「料理で一緒に遊ぶ事」でした。
たまたま、私が卵を割るところを真剣に見ていたので、生卵を持たせてみると真似をし始めました。
何度かやってみせ、説明して、やらせているうちに、1歳半頃に「卵を割る」を完全に習得。
彼女の仕事になっております。
勿論、失敗も多々ありましたし、卵が床にベチャッ。なんてこともありましたが、諦めずに何度も挑戦し、自分の頭で考え、手先を器用に操っていました。
2歳半頃には卵を見ると「お手伝いしましょうか!」と走ってやってきます。
幼い頃から料理にふれるメリットを紹介します。
一緒に料理をすることで食育になる
”食育”と聞くと、農作業や収穫のイメージが先行してしますが、日常の料理も十分食育になると思います。
ブロッコリーは茹でると鮮やかな緑になることや、固い野菜が茹でると柔らかくなるなど食材の変化を見て楽しむ。
かき混ぜる、こねる、潰すなど触る、やって楽しむ。
手先を器用に使う動作が必ずあるので、脳への刺激にもなります。
「庭で育てたトマト。最初は緑色だったけど赤くなったね。」と、自然について話すこともできます。
5歳になると、幼稚園でも行事ともつながり「幼稚園で芋掘りをしたの」「私が育てた大根」など会話が広がります。
「自分で収穫した野菜、自分で作った野菜をどう料理にしようか。」とはなし一緒に料理をすること、「自分で作ったものって本当においしいね。」と食への感謝や食べ物を粗末にしないことなど学ぶことができます。
料理を通して自己肯定感を高める
料理をすることで「卵を割る」などのような、”小さなできた”を経験させることができます。
このような成功体験を積み重ねることで、自己肯定感を高める事ができます。
目標を達成する喜びも感じれますし、このような成功体験の積み重ねがチャレンジ精神、達成感、創造力、につながるそうです。
料理って人に食べて喜んでもらう・自分の作ったものが認められ褒められる工程が必ずあります。
幼い頃から、相手を喜ばせること・人から感謝されることを学べるのはとても良い機会です。
考える力や想像力が養われる
一番最初なにも言わず卵をもたせた時、長女はすぐそばのプラスチックのコップで叩いて割ろうとしたり、一生懸命割る方法を探していました。
頭はフル回転・知恵を絞り出していたのです。
どうすればもっと美味しく作れるか。こんな料理にしたら楽しそう。などこどもの想像力が膨らむ場面が多くあります。
料理に含まれる様々な過程が子供にとってちょっとした課題であり、その課題をクリアしていくことを通して自然と問題解決能力を身に着けています。
最後に…
今までは、「早く料理してご飯を食べさせたいのに、抱っこってせがまれる〜。」なんて思っていましたが、休日は出来栄えよりも一緒に作業をする楽しさを重視、平日の忙しい時もかき混ぜるや捏ねるなど簡単な作業を手伝ってもらうことで遊びモードへスイッチしました。
なるべく、口出しせずに自由にやらせて、褒めるようにしています。
平日、一緒に過ごすことが少ないため、親子のスキンシップと思うことでただ時間に追われていた料理が大事な時間へと変化しました。
ワーキングマザーだからこそ、子供といる時間と絆を大切にしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
それではまたー。