長女は10ヶ月から、次女は6ヶ月からベビー公文を始め、長女はベビー公文、ベビー公文アドバンスを経て公文式に進みました。
「ベビー公文って実際にどうなの!?」という方にわかりやすく、やってきた感想をお伝えします。
まず始めに。「ベビー公文はスーパーキッズにするための早期教育ではありません。」
もちろん、ベビー公文から始めているスーパーキッズ、「3歳で九九をマスターできた。漢字が書ける。」子はたくさんいます。
しかしベビー公文は、スーパーキッズ育成のための特別レッスンではないので特訓的なものを望まれている方には合わないと思います。
私が思うに、ベビー公文はママ公文!
親子にちょうどいい豊かな子育てをするためにどのような接し方、どのような声がけをするといいのか、子育てのコツを学ぶ場になります。
Baby Kumonフラワーという5つのポイントをベースにしており、毎月配られる冊子には子育てのノウハウが書かれています。
ベビー公文で学ぶことはベビー期に限らず、子供が自立するまで通用することが多々あります。
子供の長所をのばす方法、興味を広げるサポート、賢い子に育てるための声がけ、自立を促す接し方etc….
これらを母親が実践し子供に届いた結果がスーパーキッズであり、スーパーキッズを育てたお母さんの著書を読むとベビー公文に書かれている事との類似点が本当に多くあります。
また、次女のベビー公文に通っているのに、長女に当てはまることが多く気づくことがたくさんある点よりもベビー公文は子育ての柱なんだと感じます。
子育ての指針を探しているという方にはとてもおすすめです。
ベビー公文のココがいい!5つのポイントを紹介!
公文絵本が素敵!
公文オリジナルの絵本はとても優秀です。面白い、優しい気持ちになる、楽しい、嬉しいなど心がホッコリする内容の絵本が多く何度も読みたくなります。
パターン化しておらずバランスが良くとれています。アニメ風、水彩画タッチ、中には実物の木製人形を撮影した絵本、縦開き絵本などなど。絵本の幅も広がります。
また、内容も月齢に合わせたタイムリーなものから、ユニークな視点のストーリーまで。
長女は、公文の絵本が大好きで、2歳になる頃には数冊の絵本を暗唱していました。
年中で自ら「雨ニモマケズ」を暗唱しましたが、それも公文絵本での暗唱があったからだと思っています。
●やりとりカード&やりとりノート&うたブックでお勉強しながら遊びができる!
ベビー公文ではやりとりカード、ベビー公文Advanceではやりとりノートがついてきます。
こちらも月齢に合わせているので、いないいないばぁができるカードや、食べ物カード。
全てのカードをつなげると街の風景になっているものも。(長女はよくこのカードを並べて車を走らせて遊んでいました。)
また、やりとりノートはシール遊びやクレヨンでの落書き遊びもできます。持ち運びもしやすいので、お出かけする時や車に乗っているときに持たせると一人で遊んでくれています。
たまに登場するうたブックも大変お勧めです!このうたブックがあれば、幼稚園などで歌う動揺はほとんどカバーできます。CDもついていますが、QRコードからYou Tubeで流すこともできるため、車や家でどこでも歌をかけることができます。
●やりとりレシピでママ公文!
毎月の教材に入っているやりとりレシピこそが、ベビー公文のママ教科書!やりとりレシピを基に今やるべき事、やってはいけない事が書いてあり、本当に参考になります。
仕事と育児に追われているとどうしても細かい子供のサインを見逃しがちだったり、タスクをこなす事ばかりに目がいって、業務的になってしまったり、、、。
やりとりレシピを読むと、初心を思い出し勇気付けられることもあれば、自分のやり方は間違っていなかったんだと自信につながることもあり、ママの大切なガイドブックです。
約5分程で読めるものなので、隙間時間に読むことができます。
●月に一度の教室で先生と面談
1ヶ月の様子を書いた連絡帳をベースに先生と面談があります。
やりとりレシピの大事なポイントを習い、また子育ての悩みと解決方法も教えてもらうことができます。育児中ってどうしても視野が狭くなりがちなので、先生との面談はとても良い刺激になります。
また、子供の成長もプロ目線で見てくださるので、1ヶ月でこんなに成長したんだなぁと思う事も多々ありました。何より、絵本の読み聞かせ、子供への話しかけ方、褒め方、何をとってもやはりプロ!!「こーゆう褒め方すれば良いのね。」「絵本の読み聞かせはこーすれば良いのね。」など、先生の真似をするよう心がけていました。
●月2,200円(税込)はリーズナブル!
金額はリーズナブルだと思います。割と質素な教材内容ではありますが、子育てにおいて大事なことを装飾なしでシンプルで的確に伝えていると思います。お勉強に特化している!という面もベビー公文が好きな理由の一つです。
○ベビー公文は大変?
ベビー公文メリットばかりお伝えしてきましたが、やはり習い事なので親の努力も必要。
ワーママにとってベビー公文が大変な事と言えば、、、
①続けること
②連絡帳への記入 でしょうか。
①続けることについては、
続けるしかない!と思っています。仕事の繁忙期になると、やりとりノートを1度も開かない事もありました。けれど、思い出した時にやる!やれる時にやる!
常に育児と教育と向き合っていくためにまず続ける!何かあったら先生に相談。
ベビー公文は、公文式への土台作り!だと思っています。後からもっと大変にならないように、コツコツ努力が大事!と自分に言い聞かせて続けています。
2歳半の現在、しらたまちゃんは公文が大好き。先生も大好きです。たまに、体験学習として通常のプリントもやらせて頂きますが、遊び感覚で先生と楽しくお勉強をしています。
その姿を見た時に、早くから初めて良かった!と思いました。
②連絡帳への記入、
最初の頃は常に連絡帳をテーブルの上に置き、暇を見てちょくちょく記入していましたが、仕事が忙しくなるとなかなかできなくなり、公文の日が近づいて焦って記入。。。
しかし、ある時気づいたんです。育休中は1ヶ月で何枚もの写真をとっていたのに、仕事復帰してから写真が激減した事。1ヶ月の間にできるようになった事・おもしろ発言や事件がたくさんあったはずなのに思い出せない、、、やはり忘れているんです。
「子供の成長は早い」という言葉をよく聞きますがその通り。あっという間です。
連絡帳のありがたみを感じました。
一番良いのは隙間時間に書く事だと思いますが、なかなかできない時や連絡帳が手元にない時は、スマホへメモや写メを撮って後から思い出せるようにしました。
●最後に
ベビー公文は、忙しいワーママこそ、取り入れてもらいたいツールだと思います。
1ヶ月の振り返りと目標立て、立ち止まって自分の子育てを見つめ直す、子育ての喜びを感じる、親としての自分を考えるetc….
ママの公文式という言葉がピッタリです。ベビー公文で教えてもらった事って色んな育児書や子育てのプロが推奨している事と同じ事だらけなんです。
ベビー卒業後も活用できる子育ての基本メソッドだと思っています。
是非、やってみてください。