長女が2歳の頃。お友達のおばあちゃんのお家に一緒に遊びに行った時の出来事です。
お友達のおばあちゃんがとにかく遊び上手の素敵な方でした。
2歳の子どもたちが一番はしゃいだ遊びが”雪パラパラ”遊び。
遊び方はとても簡単で細かく破いたチラシをパラパラ〜。パラパラ〜。箱にはいったパラパラを頭からかけてあげると、「キャッキャッ。」と声を出し、長女もお友達も大喜びしていました。
お友達は、何度か経験があるようで無心になってひたすら頭からパラパラ〜。パラパラ〜。
小さめの段ボールにビッシリと詰まっていた雪パラパラは、おばあちゃんがチラシがポスティングされる度に細かくちぎり、孫が遊びに来た時用に。と準備してくれたものなそうです。
材料費0円。シンプルでハマる遊び。
子供達はパラパラが入った段ボールにボールを一緒にいれるかいれないかで喧嘩になっていましたが、想像力も膨らむ素敵な遊びだと思いました。
出来合いのおもちゃやゲームとはまた違う、面白さと閃きがあり”子供と遊ぶ”ってこうゆう事か!と勉強できました。
大五郎4リットルペットボトルでボウリングゲームもありました。
普段みない大きなペットボトルが何個もあるのが面白いのか、こちらも勢いよくボールを当てて遊んでいました。
小さい頃から身の回りの物が楽しいおもちゃに変身する過程を見ているのは想像力と閃きが培われると思います。以前、読んだ東大にお子さんをいれたお母さんの本でも、手作りのお菓子や手作りの遊びなどを通して”欲しい物は自分の力で手に入れる事”と”成功体験”を培う事が書かれていました。
長女は地元のお受験幼稚園に通いますが、そこでも廃材を使った工作を毎日していきます。
牛乳パックで靴を、ビニール袋で洋服を、お菓子の空き箱でカメラ、虫かご、レジ、etc……
幼稚園でのごっこあそびで必要なものは自分たちで作っているようです。
「欲しい物=買いに行こう。」から「欲しい物=どうやって作ろう。」と意識がちょっと変わるだけで、自立・創造力・発想・閃き・思考力が広がり、欲しい物が作れた時には、達成感・幸福感・自信・努力を学ぶ事ができます。そうやって作った物には愛着も沸きより大事にするでしょう。
おもちゃは既製品である必要はないんだ。身の回りのどんなものでもおもちゃになるんだ。ということを学びました。