ひと工夫で劇的に変わる!こどもへの効果的な褒め方とは!?

 近頃、「褒めて伸ばす」「褒める子育て」など褒める事が教育育児でも効果的だと言われています。今日は、先日読んだ「褒める」にある事をプラスするとより効果的に相手の心に響くという事を伝えたいと思います。

YOU・I・WE 3つのメッセージ
メッセージには3つの種類があります。

YOUメッセージ(あなたは〜)
 「あなたは素晴らしい。」「あなたはよく頑張った。」などYOUが対象のメッセージ。
ダイレクトに伝えれる反面、本当に自分の事をわかっている?自分はそれほどでもない。と否定的に捉えてしまうことも。

Iメッセージ(わたしは〜)
 「あなたは素晴らしい。私も見習いたい。」「あなたはよく頑張った。お母さんは嬉しい。」などIの気持ちを添えたメッセージ。伝えている私が感じた言葉が添えられているため、信憑性の高い真実味のある言葉となります。

WEメッセージ(わたしたちは〜)
 「あなたは素晴らしい。私も見習いたい。佐々木さんも関心していたよ。」「あなたはよく頑張った。お母さんは嬉しい。おじいちゃんおばあちゃんも喜んでいた。」などIのメッセージに続くWEが主語となるメッセージ。家族、周囲の人、組織にも認められたと伝わるため、Iのメッセージ以上に充実感を与えより実感できる言葉となります。

3つのメッセージの具体例

YOUメッセージ
母親:テスト100点だったね
子供:うん
母親:頑張ったね
子供:うん

Iメッセージ
母親:テスト100点だったね
子供:うん
母親:頑張ったね
子供:うん
母親:お母さんも嬉しい
子供:次も頑張るよ

WEメッセージ
母親:テスト100点だったね
子供:うん
母親:頑張ったね
子供:うん
母親:お母さんも嬉しい
子供:次も頑張るよ
母親:お父さんもすっごく喜んでたよ
子供:やったー。次は他の教科も100点取れるように頑張るよ

 確かに、大人も褒められる時、〇〇さんが、部長が、課長が、社長がと付け加えられることでより満足感を得られ、「よし!もっと頑張るぞ!」という気持ちになりますね。

 3つの主語から始まるメッセージをつけ加える事でよりメッセージを届けやすくなっています。

ネガティブな表現にも活用できる
 叱る場合も同様。「遅く帰ってきちゃ駄目だよ。お母さん心配したよ。おじいちゃんもずっと探していたよ。」など。相手(この場合お母さん)だけでなく周り(この場合おじいちゃん)も皆が自分の事を心配していると感じ、行いを改めやすくなります。

 相手が子供だけでなく、旦那さん、友人、家族、職場etc….
様々なシーンで使える事ができます。YOU・I・WEの3倍効果でより伝わるメッセージを使って見ましょう。

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